一戸あたりの住空間を広げれば戸数が制限され、一戸あたりの居住空間を広げると収納スペースが狭くなります。この課題を解決するために、私たちは梁を天井ではなく床下に設置する逆梁工法を、さらに発展させたルネス工法を開発しました。
※下図の“梁(はり)“と“束(つか)“の部分に注目してください。
逆梁工法とルネス工法の決定的な違いは、床下の束構造にあります。束にはデメリットが多く、これまでにはなかった独自の新発想、軽量ビームで支える構造を開発しました。
現在、国土交通省が推奨している
「スケルトン&インフィル構造」も取り入れたこの新技術は、住宅金融公庫が優れた住宅を選定した住宅金融公庫賃貸部門で最優秀賞受賞し、このほかにも日経BP社技術賞(建築部門)、全国8電力会社快適住宅コンテスト最優秀賞など、ルネスマンションの先進の設計思想が確かな評価を受けています。