誰しもが、将来的には必ず行わなくてはならない「資産承継」。しかし「相続」という性格のためか、その重要性は認識していても、なかなか早期に計画的に行おうとする方はあまり多くありません。「まだまだ先!」とお考えの方がほとんどのようです。
間違った「資産承継」は、“受け継ぐ側”に多大な税金などの負担をかけることになります。事前に手を打つことによって、子・孫にかかる様々な負担を軽減できる可能性は多く残されています。
より具体的な点については、税理士などの専門家に別途ご相談されることをお勧めしますが、まずは基本的なポイントをおさえて、今後の方向性についてご検討される一助になれば幸いです。

相続は人生の一大事ですが、1つの通過点に過ぎないとも言えます。そういう意味では将来を見据えた対策を選ぶことが大切です。大事な資産だからこそきちんとした資産承継のストーリーを描いていくということがスタートではないでしょうか。
賃貸マンションに求められているものは、今と昔で違ってきていることはご存知でしょうか。入居者のニーズに対応することなく、ただ賃貸マンションを建てるだけでは、年々入居希望者の数は減りつづけていくことが考えられます。
そうならないためには、他の賃貸マンションにはない魅力をもち、かつ収益のあがる賃貸マンションを建てることが、資産活用・土地活用事業の成功につながります。
- データで見る土地活用のポイント
- 安定した賃貸マンション経営をするためにいくらコストをかけるべきか?
- その支出が賃貸経営をする上で適切な額かどうか…
- 資産(土地)をそのままにしておくか? それとも新たに土地活用に踏み切るか?
『自分が持っている“資産”ぐらい、きちんと把握している』とお考えではありませんか? 現金・預金であれば、具体的な金額(資産)が明確でも、他の資産については、具体的にどの程度の資産(額)になるか、把握されていらっしゃる方は、あまり多くありません。資産承継計画を立てる第一歩が何かを知ることが大切です。
- 「資産の合計」=「相続税課税対象額」とお考えではありませんか?
- 自分に必要な相続対策は?
- 相続税と贈与税を一体化する生前贈与の円滑化策
- 「節税第一」は間違っている?
- 『資産一覧表』をつくってみよう!
- 『贈与』ってどんなこと?
- 相続税対策における『贈与』の活用
- よくある質問Q&A集
“資産承継についての考え方を整理し、文章化する”。それが遺言作成です。「遺言」というと、差し迫った状況下で書くものと思われがちですが、最近では、予め中長期的な視点から考える人が増えています。また相続財産に関しても、分割しにくい土地の相続を避け、賃貸マンション事業の収益を分割する「相続税対策としてのアパート経営」も、一般的になりつつあります。
- 決して早くない『遺言作成』
- こんな遺言状では無効になる?
- 元気な土地を継承できますか?
- 分割しにくい土地の相続
- 物納って何?
- 『物納の活用法』
- 「相続税対策としてのアパート建築」
|